t>

皆さん、現在開催中のサッカー「FIFAワールドカップ26」での日本の活躍はご覧になりましたか? 強豪オランダを相手に互角の戦いを見せ、引き分けに持ち込んだ選手たちの奮闘には、筆者も年齢を忘れて熱くなりました。まさか生きているうちにこれほど強い日本代表を目にできるとは……感無量の思いです。
そんな数々の名勝負が繰り広げられているワールドカップとは裏腹に、その試合を配信するDAZNには批判が集中しています。最大の原因は、期間限定プラン「DAZN Soccer」の販売方法にあります。
このプランは「980円」と大きく表示されていたため、多くのユーザーが月額980円と誤解して契約しました。しかし実際には1年契約で、1年後に解約しても合計2万6340円がかかることが判明し、「騙された」「ダークパターン(ユーザーを欺くデザイン)」といった声がSNSで噴出しました。
また、一部のX(旧Twitter)の投稿によれば、DAZNのプラン紹介ページに一時「月間プラン」と記載されていたといいます。一般的なサブスクリプションでは「月間プラン」は1カ月ごとに自動更新されるもの。年間契約の説明としては不適切ではないかと、ITmedia NEWS編集部はDAZNに事実確認の問い合わせを行ったそうです(その詳細はマンガをご覧ください)。
DAZNは同13日、一部で「月額プランと受け取れる記載」が存在した期間があったとして謝罪し、解約や返金といった対応を実施すると発表しました。ただし、具体的にどのような記載があったのかは明らかにしていません。
一方で、多くの批判は「980円」という金額表示そのものに向けられていたため、その表記を変えずに続けたDAZNへの非難は収まりませんでした。さらに、解約を希望するユーザーからの問い合わせに返答がなかったり、AIによる的外れな対応が行われたりした事例も報告され、スムーズに解約できないことへの怒りがネット上で散見されました。
結局、DAZNは6月18日をもってDAZN Soccerの新規受付を停止。すべての加入者に対し、「解約」を含む3つの選択肢を提示し、30日までに希望を受け付ける方針を示しました。
一連の騒動を振り返ると、筆者はDAZNの「年間契約したユーザーを極力手放したくない……」という必死な姿勢を感じました。ワールドカップの莫大な放映権料を回収したいDAZNの事情は理解できます。全試合を中継してくれることへの感謝も、サッカーファンとして強く感じています。
しかし、だからこそ今回のダークパターンと見間違うような販売方法や、不誠実な対応は非常に残念であり、批判されても仕方がないと思います。DAZN Soccerの契約者に対しては、最後まで誠実な対応を期待したいものです。