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米首都ワシントンの連邦高裁は7日、トランプ大統領が建設を進めるホワイトハウスのボールルーム(宴会場)に関し、地上部分の工事を一時差し止めるよう命じた地裁判断を支持した。ロイター通信が報じた。宴会場建設はトランプ氏の優先事項の一つで、政権にとって逆風となる。
建設工事を巡っては、ホワイトハウスの東棟が解体され、米国の歴史的建造物や史跡の保存に取り組む非営利団体が提訴した。ワシントンの連邦地裁は3月、工事の一時差し止めを命令していた。
連邦高裁は審理を尽くすよう地裁に差し戻し、地裁は4月に再び地上部分の工事を一時差し止めるよう命じていた。今回の高裁判断は、この地裁の決定を支持する内容となった。
宴会場建設はトランプ氏が重視するプロジェクトの一つで、今回の判断により工事再開はさらに遠のく可能性がある。ホワイトハウスの歴史的建造物の保存を求める声と、政権の開発計画が対立する構図だ。
トランプ氏はこれまで宴会場建設の意義を強調してきたが、司法が相次いで差し止めを支持したことで、工事の行方は不透明さを増している。今後の審理の動向が注目される。(共同)