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半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は3日、熊本第1工場(熊本県菊陽町)が通常の生産体制に戻ったと明らかにした。地震後に実施していた製造装置の点検と調整が完了したためだ。
TSMCによると、熊本第1工場では7月28日に震度5強を観測した。建物の安全性は当日中に確認できたが、揺れが大きかったため装置の調整に時間がかかった。建設中の第2工場の工事は再開していた。
同社は同日、被災地支援のため2億5000万円を寄付すると発表し、X(旧ツイッター)で公表した。
熊本第1工場は、米アリゾナ州などと並ぶTSMCの重要海外拠点だ。同社は今後も被災地への支援を続ける方針を示している。
熊本県内では半導体関連産業の集積が進み、TSMCに隣接する地域には県外企業が2割以上立地する。仮に復旧が長期化していれば、半導体供給網に影響が出る恐れもあった。