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ウクライナメディアは26日、同国軍関係者の話として、ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州の主要都市スラビャンスクから約5キロ東方の小都市ミコライウカまで進出していると伝えた。この関係者はミコライウカについて「スラビャンスク防衛の要」だと指摘。仮に制圧されれば、ロシア軍にスラビャンスクへの前進ルートを与えることになるとの懸念を示した。
ウクライナ軍は過去数カ月間、ドローン(無人機)の有効活用により南部で優勢に立ち、領土奪還を進めてきた。ただ、東部ではロシア軍がなお前進を続けているもようだ。ロシアはスラビャンスクや近隣の都市クラマトルスクを制圧し、主目標とするドネツク州全域の制圧の達成につなげる思惑だとみられている。
プーチン露大統領もこれに先立つ23日、ロシア軍が両都市の南方に位置するウクライナ軍の重要拠点コスチャンチニウカの「制圧を事実上終えつつある」と主張していた。
一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は目下の戦略について、①領土を守る②ロシア軍の損害を拡大させる③ドローン攻撃でロシア軍の兵站網をまひさせる④ロシア国内のエネルギー施設を攻撃してロシア経済を疲弊させる-の4点だと指摘。これらが成功すれば、ロシア軍はいずれ攻勢能力の限界を迎え、戦況の「転換点」が来るとの見通しを示した。
シルスキー氏はまた、一部の前線でのウクライナ軍の優勢に関し、ロシア軍も対抗策を講じるため永遠には続かない可能性があるとも指摘した。英紙タイムズとのインタビューでの発言をウクライナメディアが26日伝えた。