
3姉妹のわがままな末っ子である筆者は、結婚する際に4歳上の姉から手書きのレシピノートを贈られた。豆腐ハンバーグや手羽先バーベキューなどの作り方が丁寧に書かれており、母親以上に世話焼きな姉の愛が時に重く感じられることもあったという。
そんな姉は2016年8月にがんと診断され、翌年10月にこの世を去った。亡くなる数カ月前、図書館で借りた漫画を病室に届けると、姉から「もう一度読みたい」とリクエストされた。
病床で姉は「死後の世界はあると思う?」と尋ねた。筆者は「あると思うし、生まれ変わりもあると思う」と答え、「もし私より先にお姉ちゃんが死んだら、何かのサインを使って『死後の世界はあるよ』と教えてね」と軽い気持ちで約束を交わした。
しかし、姉の死からわずか2週間後、本当にその知らせが届いた。筆者は姉の死後間もなく手伝いを頼まれ、休みたかったが決まっていた仕事をこなす中で、不思議な体験をした。
この出来事は、死後の世界の存在を信じる筆者にとって、姉との約束が現実のものとなった瞬間だった。今でもそのサインは、姉が確かに別の世界で生きている証だと感じている。
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