核融合研究由来リチウム回収技術、実証プラント稼働 中国依存脱却へ

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Kenji Watanabe
科学 - 03 May 2026

量子科学技術研究開発機構(QST)発のベンチャー企業LiSTie(リスティー、青森県六ケ所村)は、使用済みリチウムイオン電池から超高純度の水酸化リチウムを回収・リサイクルする独自技術「LiSMIC(リスミック)」の実用化に向け、千葉県柏市に実証プラントを完成させた。世界に先駆けた電池リサイクル技術の確立を狙う。核融合向け燃料製造の研究が端緒となった技術で、将来的には核融合発電への貢献も期待される。資源確保と次世代エネルギーの両面で国産技術の強みを示す。

脱炭素社会の実現に向け、蓄電池や電気自動車(EV)用バッテリーなどリチウムイオン電池の需要が急拡大している。パソコンやスマートフォンといった情報機器にも広く使われ、現代社会に欠かせない存在となっている。

こうした中、原料となるリチウム資源の確保が課題だ。資源に乏しい日本はリチウム調達を海外に依存している。また、チリやアルゼンチンの塩湖、オーストラリアの鉱山から生産されるのは炭酸リチウムで、EV向けなど高性能電池の材料となる水酸化リチウムに精製する必要がある。この精製工程では中国への依存度が高い。

こうした状況からの脱却に向け、日本が自前でリチウム資源を確保するため、使用済み電池などからリチウムを回収し再利用する技術の確立が急務となっている。

従来の回収技術としては溶媒抽出法などがあるが、銅やアルミニウムなど電池性能に悪影響を及ぼす不純物を取り除くのが難しいという課題があった。

これに対し、リスティーの独自技術は純度99.99%の水酸化リチウムを回収できる。同社の星野毅代表は「電池として必要なリチウムの仕様を満たす唯一の企業だ」と胸を張る。

編集部注:この記事はAIを使用して作成されており、産経新聞の記事を元に、内容を変更せずにリライトしたものです。
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