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サッカーJ1・浦和レッズの運営会社、浦和レッドダイヤモンズの社長に1日付で就任した前副社長の清水稔氏(61)が同日、さいたま市浦和区内で記者会見を行い、チームと地域の触れ合い拡大や若手育成推進などを掲げた。社長交代は令和5年2月以来、約3年ぶりとなる。
会見で清水社長は、ファンやサポーターとの対話の場を新たに設ける方針を示し、選手やクラブスタッフの地域イベント参加頻度を増やす考えを表明。さらに、継続してタイトルを狙えるチーム基盤の確立や、世界で戦うための財政基盤整備にも言及した。
チーム強化に関しては、浦和が令和5年のACL(アジア・チャンピオンズリーグ)優勝を最後に主要タイトルから遠ざかっている現状を踏まえ、スカウトの質と量を向上させる決意を表明。新設したU21チームを通じて若手選手を育成し、長期的な強化を図る方針を強調し、「アジアを代表し世界と対等に戦うクラブ。これを目指し頑張りたい」と力を込めた。
元年にJ1湘南の監督時代にハラスメント問題があった曺貴裁氏(57)を監督に招致したことについて、清水社長は「いろんな意見があることは受け止めている」と理解を示しつつ、「チームが目指す『縦に早い攻撃』を実現し、強くしてくれるのは曺氏しかいない」と説明した。
清水社長は昭和63年に三菱重工業に入社し、硬式野球部で選手や監督として活躍。その後、女子日本代表チームでコーチを務めた。令和5年に浦和レッドダイヤモンズの取締役に就任し、令和6年から副社長を務めていた。なお、田口誠前社長(63)は9月開催予定の定時株主総会で取締役を退任する予定だ。