
11月の米中間選挙に向け、共和党と民主党の候補指名を決める予備選が5日、一部の州で実施された。米メディアの報道によると、中西部オハイオ州の連邦上院選の民主党予備選では、シェロッド・ブラウン元上院議員が勝利を確実にした。
ブラウン氏は国内産業保護を重視する論客として知られ、2024年の上院選で僅差で敗れた。返り咲きを目指し、今年11月の本選では共和党現職に挑む構図が固まった。接戦が予想され、上院の勢力バランスを左右する選挙として注目を集めている。
オハイオ州知事選の共和党予備選では、トランプ政権で政府効率化省(DOGE)を率いたラマスワミ氏が勝利した。
中西部インディアナ州では州上院選の共和党予備選が行われ、複数の選挙区で現職候補がトランプ大統領が擁立した〝刺客〟候補に相次いで敗れる結果となった。
同州では昨年、トランプ氏が推進した「ゲリマンダー」と呼ばれる選挙区割り変更案が州上院で否決された。共和党候補にとって極めて有利となるこの案に対し、民意に反するとして共和党議員の半数以上が反対票を投じ、トランプ氏に反旗を翻していた。
これに反発したトランプ氏は、反対票を投じた議員の選挙区に独自の候補を擁立。予備選ではトランプ氏が推す候補の大半が勝利し、共和党内での影響力を改めて示す結果となった。