
2017年ミス横市グランプリに輝いた兼田日向子さんは、大学ミスコン出場者の多くが表舞台を去る中、むしろそこから新たな挑戦を始めた。芸能活動やSNS運用事業で着実に成功を収め、誰もが羨むキャリアを築いてきた。しかし、彼女が「新卒フリーランス」として独立する寸前までいった人生に、予期せぬ大きな変化が訪れたという。
ミスコン優勝直後、兼田さんは「自分はすごいって思ってました」と当時の心情を振り返る。周囲からの称賛に包まれ、自信過剰だった自分を認めつつも、すぐにその慢心が壁となったと語る。苦手なことから逃げずに挑戦し続けた結果、彼女は芸能界だけでなくビジネスの世界でも存在感を示すようになった。
芸能活動ではモデルやタレントとして活躍する一方、並行して立ち上げたSNS運用事業も軌道に乗せた。クライアントからの信頼を勝ち取り、月商は堅調に伸びていった。「裏方の仕事も大好きで、自分で全部コントロールできる自由な働き方が理想だった」と兼田さんは当時を話す。
就職活動をせずに卒業後すぐフリーランスになる「新卒フリーランス」という選択肢が現実味を帯びていた。周囲からは「安定した会社に入った方がいい」と忠告されることもあったが、自分の力で生きていく決意を固めていた。しかし、そんな彼女の計画を揺るがす出来事が起きる。
その変化の真相とは、兼田さん自身の価値観の転換だった。「お金や自由だけじゃない、誰かと一緒に作り上げる喜びに気づいたんです」と彼女は語る。新卒フリーランスを選びかけた27歳の気づきは、単なるキャリアの変更ではなく、人生における「人とのつながり」の大切さを再認識させるものだった。
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