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INGLEWOOD, CALIFORNIA – JULY 02: Gavi #9 of Spain inspects the pitch before the FIFA World Cup 2026 Round of 32 match between Spain and Austria at Los Angeles Stadium on July 02, 2026 in Inglewood, California. (Photo by Maja Hitij – FIFA/FIFA via Getty Images)現地時間10日、FIFAワールドカップ2026の準々決勝でベルギー代表と激突するスペイン代表。その中盤を担う若き闘将、ガビ(バルセロナ)がメディア対応を行い、自らの役割と大きな夢を語った。9日付のスペイン紙『マルカ』が伝えている。
ガビはまだ21歳。それでも今回が自身2度目のW杯となる。ラ・マシア育ちの“泥臭いファンタジスタ”は、右膝の大けがで長期離脱を余儀なくされた時期もあったが、今年3月に復帰。滑り込みで今大会のメンバーに名を連ねた。しかし、本調子とは言いがたく、初戦のカーボベルデ戦で先発した後は、ラウンド32のオーストリア戦でわずか5分間の出場にとどまっている。
そんな状況についてガビは「みんなもっと試合に出たいと思っている」と率直に認めた上で、「本当に大事なのはワールドカップを優勝すること。監督は、必要な場面が来れば僕を頼ってくれると分かっている」と、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督への信頼をにじませた。さらに「プレーするかどうかに関わらず、全員が状況を明確に把握していることが大切だ。国を代表するというのは、チームが一つになり、それぞれが貢献するということ。このチームはとてもまとまっている。それが最大の強みだ」と結束力の重要性を説いた。
そしてガビは、バルセロナの大先輩でもあるアンドレス・イニエスタ氏への憧れを隠さない。イニエスタは2010年南アフリカ大会の決勝で、スペインに初優勝をもたらす決勝ゴールを叩き込んだ名手だ。「ワールドカップ優勝を決めるゴールを決めるのが夢なんだ」と目を輝かせる。続けて「ずっと、決勝戦でバイシクルキックを決めたいと夢見てきた。夢が叶うといいね。対戦相手? レオ・メッシがいるからアルゼンチンと戦いたい。まあでも、決勝に進めれば相手は誰でもいいさ」と、大胆かつ謙虚な本音を漏らした。
スペイン代表はこの後、フランス代表が待つ準決勝進出をかけて、ベルギー代表と対戦する。けがからの完全復活を目指す若き闘将が、再び大舞台で輝く瞬間は訪れるのか。その一歩は、まずベルギー戦にかかっている。