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ガソリン価格の上昇を抑える補助金を巡り、政府内で9月にレギュラー1リットル当たりの価格目安を現在の170円程度から175円へ引き上げる案が浮上したことが21日、分かった。複数の関係者が明らかにした。外出機会が増え需要が高まる8月までは現行水準を維持し、夏休みシーズン終了後に縮小する方針だ。
補助金の支給自体は当面続ける。財源が8月に不足する見込みとなり、政府は10月までの分として予備費から数千億円を追加投入する。これにより、補助制度の継続に必要な資金を確保する。
米国とイランの攻撃応酬が再び激化しており、原油価格は急上昇する恐れがある。政府は価格安定のため、補助金の水準や見直し時期を慎重に検討する方針だ。
ガソリン補助金は中東情勢の悪化で原油価格が急騰した3月に支給を開始。レギュラー1リットル当たりの価格が170円近くになるよう石油元売りへ補助金を支給してきた。補助額は4月上旬に1リットル当たり49円80銭に達した過去最高を記録した。
その後、原油価格が下落した影響で、7月の補助額は2~7円台にとどまっている。今後の原油動向次第では補助水準の再調整も視野に入れる。