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ドイツの自動車部品大手コンチネンタルは、産業用ゴム製品部門「コンチテック」グループセクターを、米投資ファンドのローンスター・ファンズの関連会社に40億ユーロで売却すると発表した。同社はこれにより、収益性の高いタイヤ事業に集中する純粋なタイヤメーカーへの転換を図る。
取引には、その後の年度における業績連動型の追加報酬として最大2億5000万ユーロが含まれている。コンチネンタルは、移管される純負債(年金債務やリース債務など)を考慮した上で、この取引による現金収入を約31億ユーロと見込んでいる。
この現金収入のうち、約25億ユーロは特別配当、または特別配当と自社株買いの組み合わせに充てる予定だ。売却は規制当局の承認を条件としており、承認が得られ次第、手続きが進められる見通しである。
コンチネンタルは自動運転技術を手がけるウィーライド(WeRide)とも協力関係にあり、配車サービス向けの技術開発で提携している。同社は中国の自動運転スタートアップで、両社は協業を通じて次世代モビリティの実現を目指している。
創業以来、タイヤと産業用ゴム製品の両方を事業の柱としてきたコンチネンタルだが、今回の売却により長年の事業構造を大きく変えることになる。同社はタイヤ事業に特化することで、さらなる成長と競争力の強化を目指す方針を示している。