
米実業家イーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業スペースXは3日、新規株式公開(IPO)により約750億ドル(約12兆円)を調達する計画を発表した。公開価格は1株135ドルとした。実現すれば、2019年に約294億ドルを調達したサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコを上回り、過去最大規模のIPOとなる。
米証券取引委員会(SEC)に提出した修正版の目論見書によると、新たに5億5555万株を発行する。公開価格ベースの時価総額は約1兆7700億ドルとなる。調達した資金は人工知能(AI)向けデータセンターの整備や、通信サービス「スターリンク」で活用する衛星網の拡充などに充てる。
ロイター通信によると、スペースXは4日から投資家向け説明会を開始する予定。通常は需要動向を見極めるため価格帯を示すケースが多いが、今回は事前に公開価格を決定する異例の手法を採用した。11日に上場に際しての価格が決定され、12日から米ナスダック市場で取引が開始されるという。(共同)
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