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欧州連合(EU)の初代大統領で、俳人としても知られるヘルマン・ファンロンパイ氏(78)の功績をたたえる動きが千葉県内で広がっている。同氏は、自身と親交があった国際俳句交流協会(現・国際俳句協会)元会長の有馬朗人氏が訪れた県内の俳句愛好会と交流を続けてきた。有馬氏の遺志を継ぎ、俳句に世界平和への願いを込めてきたファンロンパイ氏に対し、地域からの敬意が高まっている。
ファンロンパイ氏は平成26年、ベルギー・ブリュッセルで開催された日欧俳句シンポジウムで有馬氏と出会った。有馬氏は物理学者として東大総長や文部大臣を務めた一方、俳人としても数多くの作品を残した。
両氏は俳句のユネスコ無形文化遺産登録という目標や、俳句を通じた世界平和実現などの点で意気投合。令和2年に有馬氏が死去するまで交流を続けてきた。
令和4年、ファンロンパイ氏は有馬氏と縁が深かった千葉県の御宿町と勝浦市を初めて訪問。勝浦市では俳句愛好会「若菜会」の句会に参加した。
句会が行われた長秀寺(勝浦市)で今月9日、ファンロンパイ氏の句を英語と日本語で刻んだ句碑の除幕式が行われた。出席者からは、平和を願う俳句の力を称賛する声が上がった。