
高市早苗首相(自民党総裁)と野党党首による20日の党首討論で、AIに詳しいエンジニアとして知られるチームみらいの安野貴博党首が首相にAIの家庭教師を申し出た。首相は即座に「ぜひお願いします」と応じ、笑顔を見せた。
初めて国会での党首討論に臨んだ安野氏は「AIが社会に与える影響は、産業革命に匹敵するかそれより大きくなってもおかしくない」と強調。「実際、今のAIは安全保障、経済、エネルギー問題、教育、医療などあらゆるところに大きな影響を及ぼしている。政治家は決してAIの影響を過小評価してはならない」と訴えた。
安野氏は首相に対し、AIに対する「アンテナ」を張ることや、自身で活用することを提案。「いきなりはなかなか難しいかもしれないが、必要があれば、私はいつでもカテキョに参ります。家庭教師に参ります」と語った。
そのうえで安野氏は、首相のAI活用状況、AIをどれだけ重要な政治課題と捉えているか、そして家庭教師の提案への感想を首相に尋ねた。
首相はAIについて「検索や翻訳などいろいろなことで助けてもらっている。非常に重要だ。使い倒さなければ発展はない」と説明。また「自動運転や医療支援などは安全性が確認された上で活用できる。リスクもあるが、4月から国家サイバー統括室で各国政府や米国のビッグテックと情報交換しながら対応している」と述べ、最後に「3つ目の『カテキョ』、ぜひお願いいたします。ありがとうございます」と笑顔で応じた。