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ロシア最高検察庁は、国民的歌手アーラ・プガチョワさん(74)をスパイを意味する「外国の代理人」に指定するよう法務省に要請した。ロシア通信が29日に伝えたところによると、プガチョワさんはウクライナ侵攻に反対の立場を公言している。
プガチョワさんはソ連時代から歌謡界に君臨し、日本語でカバーされた「百万本のバラ」などのヒット曲で知られる。2022年9月、夫のテレビ司会者マクシム・ガルキンさん(47)が外国の代理人に指定されたことに抗議し、連帯のため自分も指定するよう訴えていた。
ガルキンさんは侵攻を批判し、政府系テレビの番組を降板していた。夫妻は侵攻後にロシアを出国し、プガチョワさんは一時期帰国したものの、現在も海外滞在を続けている。
プガチョワさんはリベラルな言動で知られる。2014年にはプーチン大統領から「祖国功労勲章」を授与された。「百万本のバラ」は日本の歌手・加藤登紀子さんの代表曲としても広く知られている。
ロシア当局による「外国の代理人」指定は、反政権的な活動や発言を封じる手段として頻繁に使用されており、今回の要請もプガチョワ夫妻の反戦姿勢への対応とみられる。