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アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権は20日、東部ヌリスタン州で豪雨による洪水が発生し、少なくとも20人が死亡したと発表した。100人以上が行方不明となっており、救助活動が続く中で死者がさらに増える恐れがある。
同州の報道官は、家屋や商店に加え役所なども被害を受けたと説明し、多数の住民が流されたり倒壊した建物の下敷きになったりしたとみられると述べた。現地では救助隊が懸命に捜索に当たっているが、道路の寸断などの影響で活動は難航している。
アフガニスタンでは政情不安が長引く中でインフラ整備が著しく遅れており、洪水や土砂災害が発生するたびに甚大な被害が生じている。気候変動による異常気象も頻発化の一因とされ、今後の警戒が必要だ。
タリバン暫定政権は財政難や国際社会からの承認不足もあり、防災対策や緊急対応の能力が限られている。被害を受けた地域では支援物資の不足が深刻で、住民は厳しい状況に直面している。
国際社会はアフガニスタンへの人道支援を部分的に行っているが、政治的な障壁から十分な支援が届いていない実態がある。今回の洪水は、和平プロセスが停滞する中での新たな試練となっている。