
インドの首都ニューデリーのホテル内にあるレストランで3日、大規模な火災が発生し、地元メディアによると少なくとも21人が死亡した。現場は繁華街に位置する5階建ての建物で、隣接するホテルにも延焼が及んだ。当局が原因を調べている。
出火したホテルには外国人を含む40人以上が宿泊していたとみられ、炎を避けようと窓から飛び降りる宿泊者も確認された。消防隊が急行し消火活動にあたったが、火の回りが速く多数の犠牲者が出た。
現場はニューデリー南部の商店やホテルが立ち並ぶ地域で、夜間の時間帯だったため多くの人々が滞在していた。近隣の住民によると、爆発音のようなものが聞こえた後に炎が上がったという。
モディ首相は犠牲者の遺族に対し弔慰金を支給する方針を示し、州政府と連携して救助・捜索活動を継続するよう指示した。現地当局は火災の原因を特定するため専門チームを派遣している。
インドでは過去にもホテルや商業施設での火災が相次いでおり、建築基準の順守や防火対策の強化が改めて課題となっている。今回の事故を受け、政府は全国的な安全点検を実施する方針を検討している。