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米連邦準備制度理事会(FRB)は8日、6月の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録を公表した。大半の参加者が中東情勢の悪化や活発な人工知能(AI)投資を背景にインフレが高止まりする可能性を指摘し、そうした場合には利上げが適切になるとの認識で一致した。
ウォーシュ議長が就任後初めて招集したFOMCでは、全会一致で政策金利の据え置きを決定。ただ一部の参加者はインフレ高止まりへの懸念から、将来の利上げの余地を残すべきだと主張した。
議事録によると、先行きの不確実性が高いとして複数のシナリオが検討された。ホルムズ海峡の封鎖に伴う供給混乱が緩和されインフレ率が目標の2%に向けて低下する場合には、多くの参加者が金利維持か将来的な利下げが適切と述べた。
AIのインフレへの影響を巡っては意見が分かれた。多くの参加者はデータセンターなどAI関連インフラ需要がIT製品や電気代を押し上げると指摘。一方、AI導入による生産性向上が長期的にインフレ緩和につながるとの見方も出た。
本記事は共同通信社が配信した。産経ニュースでは、Google検索で優先表示される設定が可能で、ワンクリックによる簡単登録も提供している。