
カカクコムの買収合戦が激化している。筆頭株主であるデジタルガレージ(DG)は、投資ファンドEQTと連携して買収を進めようとしているが、そこにLINEヤフーとベインキャピタルが高値での対抗提案を表明し、事態は混迷を深めている。
LINEヤフーとベインの提案は、DGを買収スキームから排除する可能性がある。DGはカカクコムの筆頭株主でありながら、自らが買収の対象となるリスクに直面している。
さらに、DGの取締役にはカカクコムの社外取締役を兼任する人物がいるなど、利益相反の懸念が指摘されている。これに対しDGは異例の声明を発表し、自らの立場を正当化しようとしている。
各陣営の戦略は対照的だ。DG・EQT陣営は既存の経営陣との協調を重視する一方、LINEヤフー・ベイン陣営はより高い価格とシナジー効果を訴えている。カカクコムの株主はどちらの提案を支持するか注目される。
争奪戦はまだ決着しておらず、第三者委員会の調査や株主総会での投票が行われる可能性がある。果たしてどちらが勝者となるのか、業界の注目が集まっている。