t>

米紙ワシントン・ポストは24日、トランプ米政権が中央情報局(CIA)など18の情報機関を統括する国家情報長官室(ODNI)の職員の約半分を削減したと報じた。ODNIの職員数は公表されていないが、トランプ政権が議会側に削減数を説明したという。
ODNIは外国政府による選挙介入などについて、複数の情報機関の分析をまとめる役割を担ってきた。トランプ大統領は、2016年大統領選で自陣営がロシアと共謀したとする疑惑を調査した情報機関を敵視し、職員削減を指示していた。
ワシントン・ポストによると、昨年1月の第2次トランプ政権発足時に約2000人だったODNIの職員は今年6月中旬までに約1300人に縮小。ここ数週間で約200人が削減されたという。
パルト国家情報長官代行は今月10日、X(旧ツイッター)に「本日、重複している人員、あるいは重要ではない人員を削減する第3段階を開始した」と投稿していた。
ODNIは01年9月11日の米中枢同時テロを防げなかった反省を踏まえ、複数の情報機関を束ねる組織として05年に発足。国家テロ対策センター(NCTC)や長期的な情報分析を行う国家情報会議(NIC)を傘下に置く。ワシントン・ポストによると、NCTCは大幅な人員削減を免れているが、NICは職員不足で機能不全に陥っているという。