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モーター大手のニデックは5日、2026年4~6月期連結決算の公表を延期すると発表した。不正会計や品質問題の影響を調べており、22年3月期以降の過年度決算の訂正と、26年3月期決算も公表できていないことから判断した。公表予定日については「決まり次第速やかに公表する」としている。
ニデックは26年3月期の有価証券報告書についても、関東財務局に提出期限の延長を申請。承認され、新たな提出期限は9月30日となった。
不正会計問題を巡っては、調査した第三者委員会が、25年4~6月期までの純利益へのマイナス影響額は累計1607億円と報告した。品質問題では顧客に無断で設計を変更するなどの不適切行為の疑いが千件超あったと公表している。
今回の決算公表延期は、こうした一連の問題に対する信頼回復が道半ばであることを示す。投資家からは「説明責任を果たすまで上場企業としての姿勢が問われる」との声も出ている。
ニデックは創業以来の成長路線を支えてきたM&A戦略の転換も迫られており、経営陣は再発防止策と併せて、ガバナンス体制の見直しを急ぐ構えだ。今後の決算発表時期については、監査法人との協議を経て改めて公表するとしている。