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銀行にとって追い風が吹いている。日本銀行が2024年3月にマイナス金利を解除した後、すでに3回の利上げを実施。次の利上げで短期金利は30年ぶりの1%に達する見通しだ。
金利が上昇すれば、銀行の預貸金利ザヤは一般的に改善する。預貸金利ザヤは貸出金利回りと預金利回りの差で、貸出金利は市場金利に連動して上がる一方、預金金利の上昇は抑制されるからだ。
数兆~数十兆円の貸出金を持つ地方銀行にとって、わずかな利ザヤ改善でも業績に与える影響は極めて大きい。
ただし、改善度合いは銀行によって差がある。固定金利型融資の割合が高いと金利引き上げのタイミングが遅れ、預金獲得競争が激しい地域では預金金利を高く設定せざるを得ない。その結果、マイナス金利時代よりも利ザヤが縮んだ銀行も少なくない。
東洋経済は全国95の地銀を対象に、2025年3月期と2026年3月期の決算から預貸金利ザヤを抽出し、改善度合いをランキングにまとめた。