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ノーベル経済学賞受賞者で米コロンビア大学名誉教授のエドモンド・フェルプス氏が15日、ニューヨーク・マンハッタンの自宅で死去した。92歳だった。米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。妻によると、フェルプス氏はアルツハイマー病を患っていたという。
フェルプス氏は1933年に米イリノイ州で生まれた。エール大学で博士号を取得し、ペンシルベニア大学の教授などを経て、1971年からコロンビア大学教授を務めた。教育と研究の両面で長年にわたり経済学に貢献した。
2006年、失業率とインフレーションの関係を解明した研究でノーベル経済学賞を受賞した。同賞はスウェーデン王立科学アカデミーが授与する権威ある賞であり、フェルプス氏の業績が国際的に認められた瞬間だった。
フェルプス氏は、インフレ率を高めれば失業を減らせるという従来の短期の関係は長期的には続かないとする理論を示した。この理論は、各国の中央銀行による金融政策の基本的な枠組みとして広く採用されることとなった。
本記事の情報は共同通信の配信によるものである。ノーベル経済学賞受賞者の死去は経済学界に大きな衝撃を与えており、フェルプス氏の理論は今後も政策決定の指針として生き続けるだろう。