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ベネズエラのプラセンシア外務・貿易相は24日、X(旧ツイッター)で、国際刑事裁判所(ICC)からの脱退を正式に表明した。ICCは独裁化を強めるマドゥロ大統領による反政府勢力への弾圧を捜査しており、ベネズエラ政府はこれに強く反発していた。
プラセンシア氏はXへの投稿で、ICCは中立性を欠き、中南米やアフリカの国々が不当に標的にされてきたと主張。「主権を無視するために国際司法が利用されてきた」と批判した。マドゥロ大統領に対する捜査については直接言及しなかった。
ロドリゲス暫定大統領の指示を受け、国連のグテレス事務総長に脱退を通知したという。正式な脱退手続きには1年程度の時間が必要とみられる。
米国務省は13日、ICC加盟国に対して脱退を促すなどの措置を検討すると表明していた。今回のベネズエラの動きは、こうした米国の意向に沿った形で脱退を決断した可能性がある。
ベネズエラ政府は近年、司法の独立を弱め、反政府活動家の拘束や抑圧を強化してきた。ICCの捜査はこうした弾圧の実態解明を目指すもので、脱退表明は国際社会の監視を逃れる試みとの見方も出ている。(共同)