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ポーランドのナブロツキ大統領は17日、同性を含む未婚のカップルに対し、財産共有など一定の権利を保護する法案への署名を拒否した。トゥスク首相の連立政権には、大統領の拒否権を下院で覆すために必要な5分の3以上の賛成票を確保する見通しはなく、法案の成立は困難になった。
ナブロツキ氏はX(旧ツイッター)に投稿した動画で「結婚は憲法で男性と女性によるものだと定められている。婚姻制度の特別な地位を損なうような解決策は受け入れられない」と述べた。
これに対し、LGBT(性的少数者)の権利拡大を目指すトゥスク首相は「国民が普通の生活を送る権利を軽蔑している」と強く反発した。
ナブロツキ氏は「自国第一主義」や反欧州連合(EU)、反移民を掲げ、トランプ米政権に近い立場とされる。親EU派のトゥスク氏とは政治理念で鋭く対立している。
昨年8月に大統領に就任して以来、ナブロツキ氏は法案に対する拒否権を相次いで発動しており、今回もその一環として、両氏の対立は続いている。