
中国共産党中央規律検査委員会と国家監察委員会は30日、証券監督管理委員会(証監会)の前トップの易会満(えき・かいまん)氏の党籍と公職の剥奪処分を決めたと発表した。重大な規律・法律違反の疑いで調査していた。職務上の立場を利用して上場審査や融資などで便宜を図ることで巨額の金品を受け取っていたとしている。
発表によると、易氏は規定に反して贈答品や金銭を受け取っていたほか、職務に影響を与える可能性のある宴会や旅行を受け入れていたという。
また、権力を使い性的な接待を受けていたなどとしている。易氏の行いについて、「非常に悪い影響があり、厳格に処理すべきだ」と強調した。
易氏の調査は昨年9月に発表されていた。
易氏は、大手国有銀行、中国工商銀行の会長などを経て2019年から24年まで証監会トップの主席を務めていた。
証監会は、株式市場の監督などを担当している。