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Takefusa Kubo of Real Sociedad during the La Liga match 2025-2026, match day 36 between Girona FC and Real Sociedad played at Montilivi Stadium on May 14, 2026 in Girona, Spain. (Photo by Sergio Ruiz / PRESSINPHOTO / Icon Sport)レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英が、8日に行われたケルンとのプレシーズンマッチで実戦復帰を果たした。左膝にテーピングを巻きながら61分から途中出場し、約30分間プレー。試合は1対2で敗れたものの、スペイン紙『マルカ』は久保のパフォーマンスを高く評価している。
久保は今夏に行われたFIFAワールドカップ2026に出場したが、初戦のオランダ代表戦で膝を負傷。その後は回復が間に合わず、代表チームに復帰することなく大会を終えていた。休暇を経てレアル・ソシエダにはすでに合流していたものの、リハビリを優先してきたため、ここまでのプレシーズンマッチでは出場機会がなかった。
そうしたなか、ケルン戦でようやくベンチ入りを果たした久保は、後半立ち上がりからピッチへ。ドイツ特有の激しいフィジカルバトルを体感しながらも、右サイドから攻撃のリズムを変えるプレーを随所に見せた。とりわけ際立っていたのは、右足で放ったクロス気味のシュート。相手GKが処理に苦しむ場面もあり、約2カ月のブランクを感じさせない動きを見せている。
『マルカ』は「この日本人スター選手は、間違いなくラ・リーガにおけるチュリ・ウルディン(レアル・ソシエダの愛称)のパフォーマンス向上に貢献する選手の一人となるだろう」と伝え、復帰戦の内容をポジティブに評価。また、左膝に巻かれたテーピングについては「6月15日にタックルを受けて負傷した箇所だが、プレー中の感触は良好だったようで、深刻なものではなく、あくまで予防的な措置である」と説明している。
さらに同紙は、久保がソシエダで4シーズンの中で最も苦しいシーズンを経験したことを振り返った。チーム全体が前半戦に苦戦したことに加え、後半戦で調子を上げてきた矢先に筋肉系のケガで3カ月間戦列を離れたことが重なったという。それでも、再び主力としての地位を確立しようとしている久保について、「現在の移籍市場では話題に挙がっていないが、再び移籍の候補として名前が挙がるような活躍を目指している」とつづっている。
故障から完全に回復したわけではないが、実戦の感覚を取り戻しつつある久保。新シーズンのラ・リーガ開幕に向け、ソシエダにとって欠かせない戦力であることは間違いない。今後、コンディションをどこまで上げていけるかが、チームの浮沈を左右することになりそうだ。