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日本野球機構(NPB)は25日、野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督に、プロ野球ロッテ元監督で野球解説者の井口資仁氏(51)が就任したと発表した。大リーグ経験者としては初めての監督就任となる井口氏だが、出場選手の招集など編成面を担うゼネラルマネジャー(GM)は現時点で決まっていない。
3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、米国やドミニカ共和国などの強豪チームがGMを設置し、選手編成を専門に担当していた。この現状を受け、識者からは「日本代表にもGMを置くべきだ」との声が上がっている。
井口氏は東京・国学院久我山高、青山学院大を経てダイエー(現ソフトバンク)に入団。現役時代は走攻守そろった内野手として、ダイエーの日本一や大リーグのホワイトソックスでのワールドシリーズ制覇に貢献した。現役引退後は2018年からロッテの監督を5シーズン務めた実績を持つ。
侍ジャパン監督の重要な任務の一つが、大リーガーの招集である。前任の井端弘和氏は今年3月のWBC本大会前に、大谷翔平(ドジャース)や鈴木誠也(カブス)らを招集するため渡米し、チーム編成でも中心的な役割を果たした。
しかし、プロ野球や高校野球に詳しいスポーツライターの氏原英明氏は「監督は試合の采配に集中すべきで、大リーガーなど出場選手の調整は交渉できる立場の人が担当するべきだ」と指摘。GM不在の状態が続けば、井口監督の負担が大きくなることが懸念されている。