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フェネルバフチェは18日、コソボ代表FWヴェダト・ムリキのマジョルカからの完全移籍について原則合意したと発表した。同選手はメディカルチェックと現地での書類手続きを経て正式にフェネルバフチェの一員となる見通しだ。
ムリキは現在32歳、身長194センチメートルの大型ストライカーで、2022年1月にマジョルカに加入した。加入後すぐに前線の主軸としてチームを牽引してきた。
今季のラ・リーガではキャリアハイとなる23ゴールを記録し、得点ランキングでも上位に名を連ねた。この活躍により、スペイン1部での通算ゴール数を57に伸ばした。
この57ゴールは、元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏が保持していたクラブ記録(54ゴール)を更新する新記録となった。ムリキはマジョルカの歴史にその名を刻んだ。
しかし、個人としては孤軍奮闘の活躍を見せたものの、クラブは18位でシーズンを終え、セグンダ(スペイン2部)への降格が決定した。チーム全体の不振が影を落とした。
ムリキは2029年まで契約を残していたが、クラブの降格を受けて今夏の移籍が有力視されていた。複数のクラブからの関心が報じられる中、フェネルバフチェが獲得レースを制した。
移籍先のフェネルバフチェはムリキにとって古巣となる。彼は2019-20シーズンに同クラブでプレーしており、今回の移籍は6年ぶりの復帰となる。
当時のムリキはフェネルバフチェで公式戦32試合に出場し、14ゴールを記録。トルコでのプレー経験が評価され、再び同クラブのユニフォームを着ることになった。
マジョルカ在籍時はエースとしてチームを支えたが、クラブは降格に苦しんだ。ムリキの移籍は、クラブ再建と本人の新たな挑戦の機会と見られている。
ムリキは今季の活躍と記録更新でマジョルカに足跡を残しつつ、フェネルバフチェで再び輝きを放つことが期待される。移籍の正式決定はメディカルチェック完了後に発表される予定だ。