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スピーカー交換に興味を持ちつつも、初めての一歩を踏み出せないドライバーは少なくない。この連載は、その背中を押すために展開している。今回は、カーオーディオプロショップの活用法を説明する。
これまで説明してきたように、車用スピーカーの交換をDIYで行うのは容易ではない。内装パネルの取り外しや正しい配線には一定のスキルが必要だ。さらに、スピーカーの取り付け作業は事実上「スピーカーを作る作業」でもあり、知識と経験も求められる。
そのため、スピーカー交換を考えているならカーオーディオプロショップを活用すべきだ。具体的に行動するなら、まず店頭を訪れてスピーカーを試聴し、どの製品を導入したいかを検討しよう。
とはいえ「専門店」という言葉には敷居の高さを感じ、気後れする人も多いだろう。確かに、カー用品量販店のように気軽に店内を散策できるわけではない。
実際、カーオーディオプロショップには事前連絡なしでふらりと訪れるのは避けた方が良い。多くのプロショップは少数精鋭で運営されており、オーナー1人で切り盛りしている場合もある。そうした店では車両の製作作業に追われ、急な接客が難しい時間帯もある。
そのため、カーオーディオプロショップに行くなら事前に連絡を入れ、訪問希望日時を相談しよう。
事前連絡をすることで、試聴環境の確認もできる。どのような試聴機が用意されているのか、試聴用の音源は何を持参すれば良いかも聞いておきたい。
試聴は普段から聴き慣れた楽曲で行う方が効果的だ。いつも聴いている音との違いを把握しやすくなる。しかし、その音源を再生できない環境では意味がない。
なお、お店に行っても必ず購入しなければならないわけではない。どの店も試聴だけの訪問を歓迎してくれるはずだ。店側にとっては、まず来店してもらうことが重要だからだ。
試聴して気に入ったモデルが見つかったら、取り付けを含めた総額を確認しよう。それを踏まえて購入を検討し、場合によっては一度数字を持ち帰り、他店で別の製品を試聴するのも良い。
コスト確認の際には、デッドニングをどの程度行う想定なのかもしっかり確認しよう。どの程度まで施すのが良いか、コストを抑えるために当初は簡易的な内容に留めるか、その場合の総費用がいくらになるかまで確認するとベストだ。