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北陸新幹線の延伸計画を巡り、京都市会の総務消防委員会は14日、地下水への影響調査の結果や財政負担について市が独自に検証・精査することを求める請願を、出席した各会派の全会一致で採択した。請願は「小浜京都ルート」に反対する京都仏教会が提出した。自民会派は態度を留保し、採決で退席した。この請願は21日の本会議で改めて議決される予定だ。
委員会では、維新・京都・国民▽共産▽公明の各会派と無所属の1人が採択に賛成した。閉会後、会見した自民市議団は「請願を効力あるものにするためには市の調査内容や手法をさらに確認する必要があり、継続して充実した審査をすべきだという考えから採決を退席した。中身に反対するものではない」と説明した。
京都仏教会は、市内の地下をトンネルで通る現行計画の小浜京都ルートについて、地下水への影響などの懸念から「千年の愚行」と批判し、見直しを求める署名集めなどを展開している。市会は昨年6月、大深度地下を通るルートへの反対決議を賛成多数で可決した。仏教会の請願提出時には、自民を含む市会の主要4会派の代表者が紹介者として名を連ねた。
延伸ルートを巡っては、与党整備委員会で絞り込まれた3案のうち、JR桂川駅付近に駅を整備する「桂川案」を自民党と日本維新の会がともに支持し、有力となっている。一方、京都維新の会は14日、地下水や財政負担などの懸念への解決策が示されず、京都府・市の同意もない状況下では「市内の大深度地下を前提とした計画を進めることは容認できない」とする統一見解を示した。
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