t>

台風9号が接近した台湾では11日、大雨による土石流や崖崩れへの警戒が続いている。11日朝までに1万4000人余りが避難し、転倒などにより30人以上がけがをした。鉄道の運休や道路の通行止め、航空便の欠航も相次いだ。
負傷者はバイクや自転車で走行中に転倒した人が多く、台湾メディアによると北部の新北市では銀行の看板が路上に落下した。各地で街路樹が倒れる被害も報告されている。
東部の花蓮県では、せき止め湖から水があふれる恐れがあるため住民が避難した。支援のため軍も出動した。花蓮県では昨年、大雨で洪水が発生し死傷者が出ている。
各地で損壊の恐れがある道路が通行止めとなり、台北市では即席麺や飲料水が品薄になったスーパーもあった。
関係当局は引き続き警戒を呼びかけている。被害の全容はまだ把握されていないが、さらなる被害拡大が懸念されている。