
現職の死去に伴う大阪市議補選(西区選挙区、欠員1)が17日投開票され、大阪維新の会新人の会社役員、栗田裕也氏(46)が初当選を果たした。栗田氏は市内の党本部で記者団の取材に応じ「公約の実現に全力で邁進していく。大阪の成長と発展を皆さまとともに、さらに進めたい」と述べた。
選挙戦で栗田氏は、維新の看板政策「大阪都構想」の制度案を作る法定協議会設置のほか、子育て支援策の充実、スポーツを通じた健康増進などを訴えた。期間中は吉村洋文代表(府知事)ら党幹部が応援に駆け付け、支持基盤を固めた。
自民党元職で会社員の花岡美也氏(50)は、現職で3月に死去した永井啓介氏の地盤を継承。先端技術を活用した災害対策強化や子育て支援を主張したが、及ばなかった。
自民は西区選挙区(定数3)で議席を失ったが、維新との票差は163票。自民市議団の森山禎久幹事長は「維新が強い選挙区でこれだけ競った。法定協議会の設置に関する議論も維新には立ち止まって考えてほしい」と求めた。
無所属新人で会社役員の平松秀樹氏(72)は、子ども食堂への支援や防犯カメラの増設を掲げたが、広がりを欠いた。