
小野田紀美経済安全保障担当大臣は5月22日の記者会見で、AIが利用者に恋愛感情を抱かせるなど精神的な依存を助長する可能性を巡り、AIへの恋愛感情自体は否定しない一方で、依存については対応の検討が必要との懸念を示した。
大臣は「私も2次元しか愛せない人間としては、そこを間違っているとは言いたくない」と述べ、AIに対する感情を否定する立場を取らなかった。
この発言は、AIへの精神的な依存や海外での死亡事例を踏まえた記者の質問に対する答えの中で出たものだ。
小野田大臣は、政府が2025年12月に作成した「AIの適正性確保に関する指針」を踏まえ、AI事業者側には不適切な出力の抑制を、利用者側にはリテラシー向上を求めていると述べた。
特にAIによる自殺の手助けはあってはならないと強調し、利用者が適切なリテラシーを持つことを前提として、何に対して恋愛感情を抱くかという点について善悪を判断したくないと見解を述べた。