
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で4日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは171日連続となり、過去最長記録を更新している。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、確認された中国船はいずれも機関砲を搭載しており、巡視船が領海に近づかないよう警告を発した。海保は警戒監視を強化している。
尖閣諸島をめぐっては、中国側が一貫して領有権を主張し、海警局の船が接続水域に頻繁に出現する状態が続いている。日本の海上保安庁は24時間体制で監視にあたり、領海侵犯を未然に防ぐ取り組みを継続している。
外務省は中国側に対し、今回の航行について外交ルートを通じて抗議し、即時退去と再発防止を求める方針だ。これまでのところ、中国船による領海内への侵入は確認されていない。
171日連続の確認は、2012年の国有化以降で最長期間となり、中国による海洋進出の継続的な姿勢が鮮明になっている。海保は今後も厳正な対処を続けるとしている。