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「敵を仕立て、攻撃の先頭に立ち、過激な言葉で非難を浴びせる」「旧政権に任命された公社公団のトップを公開の場で叱責してみせる」「国民の関心事を見定め、人気取りの指示を発する」…韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が繰り返してきた人気浮揚のための戦術だ。
地方選挙後、下降に転じた支持率は、サッカー協会首脳と代表監督をやり玉に挙げることで持ち直した。が、それもつかの間。再び下落の方向が明らかになってきた。
李在明流の浮揚策が、すっかり飽きられたのか。国民は彼の〝性格の悪さ〟を嗅ぎ取ったのかもしれない。
地方選挙が始まる前の4月第3週の支持率は65.5%(調査会社はリアルメータ)だった。それが微減傾向に入り、6月第3週には支持率が46.7%に落ち、不支持率が49.7%に達した。
その苦境を救ったのは、サッカーW杯での韓国チームの予選リーグ敗退だった。その日のうちに大統領は「人事が万事であることが証明された。無能な人物を指揮官に起用すれば、結果は火を見るより明らか」とX(旧ツイッター)に投稿した。