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福島県の内堀雅雄知事(62)は23日の県議会本会議で、任期満了に伴う知事選(10月8日告示、同25日投開票)に4選を目指して立候補することを表明した。内堀氏は「県民の皆さんから改めて負託を頂けるのであれば、全力で福島の未来を切り開いていく決意だ」と述べ、復興への決意を改めて強調した。
内堀氏は長野市出身。東京大学卒業後、旧自治省に入省。2001年4月から福島県生活環境部次長、06年12月から副知事を務め、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興に深く関わった。14年の知事選で初当選し、18年、22年の知事選も含め無所属で臨み、自民、公明、立憲民主、国民民主など与野党の相乗り支援を受けて大勝してきた。
福島県知事選には現在、いずれも無所属新人で、自営業の長谷沼邦彦氏(59)と金山屯氏(86)がすでに立候補を表明している。内堀氏の4選出馬表明により、選挙戦の構図が徐々に固まりつつある。
内堀氏はこれまで、原発事故からの復興や除染、風評対策、福島第一原発の廃炉作業の安全推進などを最優先課題として掲げてきた。今回の選挙でも、震災からの完全な復興と、県内外に広がる放射線への不安を払拭するための施策が争点になるとみられる。
産経新聞の取材に対し、内堀氏の周辺は「これまでの実績を評価する声が県民に広がっている。無所属の立場を維持しながら、幅広い支持を得て4選を目指す」と語っている。10月告示の知事選は、復興の総仕上げを問う重要な選挙となりそうだ。