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不動産調査会社「東京カンテイ」が23日発表した東京23区の6月の中古マンション平均価格は70平方メートル換算で前月比0.8%下落の1億2741万円だった。5月まで25カ月連続で最高値を更新していたが、ついに下落に転じた。
都心での高騰に消費者が追い付けず、不動産会社が価格を下げる動きが出ているという。特に高額物件の売れ行きが鈍化し、在庫が積み上がっていることが背景にある。
前年同月と比べると23.3%上昇と依然として高い水準だが、上昇ペースは鈍化している。首都圏(1都3県)は前年同月比27.4%上昇の7454万円となり、23区の下落とは対照的に全体的には堅調な推移を示した。
東京23区内でもエリアによって価格動向に差が見られる。港区や千代田区などの都心3区では依然高値圏にある一方、周辺区では値下がりが目立つ。購入希望者は物件選びに慎重姿勢を強めている。
専門家は「金融政策や金利動向が今後の住宅市場に大きな影響を与える」と分析する。不動産会社は在庫調整のため、さらなる値下げを検討する動きも出ている。