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日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長代行を務める橋本岳元厚生労働副大臣は22日、北京で中国の華春瑩外務次官と会談した。橋本氏が23日に記者団に明らかにしたところによると、華氏は高市早苗首相の台湾有事を巡る発言などについて「中国側の一貫した立場」を表明した。これに対し橋本氏は、日本は「軍事的な国」を目指していないと反論した。
国貿促は当初、会長を務めていた河野洋平元衆院議長を団長とする訪中団を21~24日に派遣する予定だった。しかし河野氏が今月8日に死去したため、橋本氏や秦喜秋副会長(三井住友海上火災保険名誉顧問)ら幹部の一部が代わって訪中する形となった。
華氏は会談で、河野氏の死去に「哀悼の意」を表明した。国貿促側が改めて訪中団を派遣する意向を伝えたところ、華氏からは「重視する」との反応があったという。
橋本氏は22日には、中国政府系団体が主催するサプライチェーン(供給網)をテーマにした展示会「中国国際供給網促進博覧会」の会場も訪れた。同展示会では日中間の経済連携の可能性を探ったとみられる。
国貿促は日中間の経済交流の促進事業などを手がけており、橋本氏の父である故・橋本龍太郎元首相も同団体の会長を務めた経歴を持つ。今回の会談は両国間の緊張緩和に向けた一歩として注目される。