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飲食店情報サイト「食べログ」を運営するカカクコムに株式公開買い付け(TOB)を実施中の欧州系ファンドEQTグループは17日、TOB価格を1株当たり3450円に引き上げたと発表した。総額は約6800億円程度となる見込みで、期限は8月3日まで再延長された。対抗するLINEヤフーとの買収合戦が一段と激化している。
EQTは5月にカカクコムの筆頭株主であるデジタルガレージなどの賛同を得て、1株3000円でTOBを開始していた。しかし、対抗馬の出現により、価格の引き上げを余儀なくされた。
対抗するLINEヤフーは米ファンドのベインキャピタルと組み、7月に買収を提案。買い付け価格は1株3384円とし、KDDIとの間でTOBに応募しない契約を締結できた場合には3500円に引き上げる条件を提示している。
EQTはTOB期限を延長し、価格引き上げを検討してきた。17日に発表した新たな価格3450円は、LINEヤフー陣営の条件付き上限価格を上回る水準となり、優位に立つ狙いとみられる。
買収合戦は今後、カカクコムの株主や経営陣の判断に委ねられる。両陣営とも条件をさらに改善する可能性があり、決着は予断を許さない。