
ロシア国防省は19日、同日~21日の3日間、核兵器の「準備と使用」に向けた演習を行うと発表した。演習では「仮想敵国」の抑止を想定し、弾道ミサイルや巡航ミサイルの発射訓練も実施するとしている。
これに先立ち、ロシアが核兵器を配備している同盟国の隣国ベラルーシも18日、露軍と共同で核戦力を運用する部隊の訓練を開始したと発表していた。
両国は核戦力が臨戦態勢にあると誇示し、対立する北大西洋条約機構(NATO)や、ロシアが侵略を続けるウクライナを威圧する思惑だとみられる。
露国防省によると、今回の演習には核戦力を運用する露軍戦略ミサイル部隊のほか、北方艦隊や太平洋艦隊などが参加。6万4000人超の人員と、7800を超えるミサイル発射装置や航空機、海上艦、潜水艦などが関与するとした。
(小野田雄一)