
トランプ米大統領は25日、自身のSNSで、戦闘終結に向けたイランとの交渉は「順調に進んでいる」と強調しつつ、合意が成立しない場合は「再び戦場に戻る。これまで以上に大規模で激しい攻撃となる」として、イランに妥協を迫った。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は25日、散発的な交戦が続くレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの「攻撃を強める」と表明した。ロイター通信が報じた。
米イランが協議中の合意案は、一時停戦の60日間延長や、イランが実質的に封鎖しているホルムズ海峡の開放に加えて、レバノンでの戦闘停止も含まれている。イスラエルの動向が米イランの交渉に影響を及ぼす可能性がある。
一方、イラン外務省のバガイ報道官は25日、ホルムズ海峡を通る船舶に「通航料は求めていない」としつつ、「提供されるサービスや環境保護目的の取り組みに費用がかかるのは当然だ」との考えを示した。イランのタスニム通信が伝えた。
交渉の行方は、イスラエルとヒズボラの軍事的緊張の高まりにも左右され、予断を許さない状況が続いている。関係国の動向が今後の合意形成に大きな影響を与えるとみられる。