
イタリアのタイヤ大手ピレリは、ゴム補強材料の戦略的サプライヤーである中国の興達(Xingda)と連携し、リサイクル鋼をISCC PLUSの認証材料リストに追加するパイロット事業を推進・参画したと発表した。
ISCC(国際持続可能性・炭素認証)によると、ピレリはこのパイロット事業を主導・参加した先駆的なタイヤメーカーであり、ISCC PLUS認証リサイクル鋼をタイヤ生産に導入した最初のタイヤメーカーの一つとなった。
ピレリはこの取り組みにおいて、技術要件や持続可能性ガイドラインの策定に積極的に関与し、ISCC PLUSスキームに基づく認証プロセス全体を通じて、興達およびその上流サプライヤーを支援した。
このパイロット事業は、ピレリのサステナビリティ戦略の中核をなす循環経済への移行を加速するものであり、同社は2030年までにすべてのタイヤにリサイクル材料を50%以上使用する目標を掲げている。
ピレリは今後、認証リサイクル鋼の調達を拡大し、サプライチェーン全体での透明性向上と環境負荷低減を図る方針。業界では同様の認証スキームの普及が期待されている。