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フィリピンの首都マニラを拠点に約34年にわたり活動してきた邦字紙「日刊まにら新聞」が休刊状態にあることが16日、複数の元記者らの証言で明らかになった。紙面発行は既に終了し、電子版に移行していたが、現在はウェブサイトも閲覧できず、ソーシャルメディアの更新も長期間停止している。
同紙の元幹部は「業績悪化で財政事情が厳しかった」と説明する。3月までに編集や営業に携わったスタッフの大半が退職したという。共同通信が同紙にメールで取材を試みたが、回答は得られていない。
元記者らによると、1月分の給与から未払いが発生し、元スタッフらは支払いを求めて労働問題を扱う行政機関へ対応を要請した。また、事務所の家賃も滞納している状態だという。
まにら新聞は1992年に前身の新聞が創刊され、1996年に現在の名称へ変更。発行部数の減少を受け電子版へ移行していた。2024年には日本人の元社長が投資詐欺に関与した疑惑が表面化し、イメージの悪化が経営不振に拍車をかけた。
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