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ユニークな存在感で人気を博している「ゴリラシリーズ」。この商品群を手がける大阪発・ドウシシャは、原材料高や激しい競争、人手不足にさらされる小売業界でなぜヒットを連発できているのか。その戦略の舞台裏に迫る。
同社の業績は絶好調だ。ゴリラシリーズはニッチな分野に着目し、他社が真似しにくい独自の製品を投入することで市場を切り開いてきた。特に夏場の商戦に向けて、ハンディファンや氷のうなどの季節商品が大きな牽引力となっている。
競合他社との差別化は「ゴリラ」ブランドの存在感にある。インパクトのあるパッケージデザインと、実用性を追求した機能が消費者の心を掴み、リピーターを増やしている。価格競争に巻き込まれない戦略が奏功している形だ。
また、同社は販路開拓にも積極的だ。従来の家電量販店に加え、ホームセンターやドラッグストアなど新たなチャネルを開拓し、ゴリラシリーズの露出を拡大。売上拡大の原動力となっている。
今後の課題は、人材不足と原材料高の影響をどう克服するかにある。だが、ドウシシャはゴリラシリーズを核に、さらなる商品開発とマーケティング強化を進め、成長を続ける構えだ。夏商戦の勝敗は、このシリーズの勢いが鍵を握る。