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dSPACEは、SIL(ソフトウェア・イン・ザ・ループ)テスト環境とHIL(ハードウェア・イン・ザ・ループ)テスト環境をシームレスに接続する、新しいSIL-HIL協調シミュレーションを発表した。
このこれまでにないソリューションにより、一貫性があり柔軟性に富んだテストプロセスを構築できる。「シフトレフト」と呼ばれる手法によって開発の早い段階からテストを実施することが可能となり、開発効率を大幅に向上させる。
協調シミュレーションの最大のメリットは、ハードウェアまたはバーチャルECU(V-ECU)という形で、個々のコンポーネントが利用可能になった時点でテストを実施できる点だ。ハードウェアが全て揃うのを待つ必要がなく、開発サイクルの短縮とイテレーションのスピードアップを実現する。
カケンテストセンターは、AIST Solutionsとの正規販売代理店契約を締結した。この契約により、両社はdSPACEの協調シミュレーションを含む先進的なテストソリューションを自動車メーカーやサプライヤーに提供し、開発現場のニーズに応える体制を強化する。
自動車業界ではソフトウェア定義車両(SDV)の台頭により、複雑化するシステム検証の重要性が増している。dSPACEの新ソリューションは、テスト工程の効率化と品質向上に寄与し、今後の開発手法の主流となることが期待される。