
トランプ米大統領は3日、自身のSNSで、今月15~17日にフランス・エビアンで開催される先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席すると表明した。ホルムズ海峡の航行問題やロシアによるウクライナ侵略が主要議題となる見通し。
トランプ氏は、80歳の誕生日を迎える14日にホワイトハウスで開かれる格闘技のイベントに出席した後、G7の会議に向かうと述べた。この日程は米国内の公務と国際会議を効率的に組み合わせたものとみられる。
ルビオ国務長官は2日の上院外交委員会の公聴会で、G7サミットではイランが事実上封鎖するホルムズ海峡の問題や、ロシアによるウクライナ侵略が討議の中心になるとの見通しを示した。安全保障上の重要課題が首脳間で協議される。
中国が高い世界シェアを持つレアアース(希土類)に関し、サプライチェーン(供給網)の強靭化に向けた米国などの有志国による協力強化も議題になるとルビオ長官は説明した。資源の安定確保が国際的な懸念となっている。
今回のサミットでは、経済安全保障やエネルギー問題を含む多岐にわたるテーマが取り上げられる見込みだ。トランプ政権の外交政策の方向性が注目される。(ワシントン支局)