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ATLANTA, GEORGIA – JULY 15: Morgan Rogers #17 of England during the FIFA World Cup 2026 Semi Final match between England and Argentina at Atlanta Stadium on July 15, 2026 in Atlanta, Georgia. (Photo by Richard Pelham/Getty Images)チェルシー移籍が決定的になっているロジャーズ [写真]=Getty Images
チェルシーがアストン・ヴィラからイングランド代表MFモーガン・ロジャーズの獲得に迫っていることは、同選手の古巣ミドルスブラにも大きな影響を与えることになりそうだ。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
今月26日に24歳の誕生日を迎えるロジャーズは、ウェスト・ブロムウィッチのアカデミー出身。2019年夏にマンチェスター・シティのアカデミーに移籍したが、同クラブでは期限付き移籍を繰り返してトップチームでの出番はなかった。2023年夏に完全移籍で加入したミドルスブラで頭角を現し、2024年2月からアストン・ヴィラに加入した。
アストン・ヴィラではこれまで公式戦通算125試合に出場し、31ゴール29アシストを記録。2024-25シーズンは選手協会が選ぶ年間若手最優秀選手に輝き、2025-26シーズンはヨーロッパリーグ(EL)優勝の原動力となった。また、2024年11月にはイングランド代表デビューを果たし、FIFAワールドカップ2026でも7試合に出場するなど、通算22キャップを刻んでいる。
そんなロジャーズは2025年11月にアストン・ヴィラと2031年6月30日までとなる新契約を締結していたが、今夏の移籍が噂され、複数クラブから関心が寄せられていた。
中でもアーセナルが今夏の最優先ターゲットに据えていることが噂されていたが、18日にはチェルシーが移籍金1億1700万ポンド(約256億円)を支払うことでアストン・ヴィラと合意したことが報道。ロジャーズ自身もシャビ・アロンソ新監督との会話を経てチェルシー行きを希望し、6年契約に1年の延長オプションを締結することが見込まれており、20日にもメディカルチェックを受ける予定であることが複数メディアで報じられている。
これにより、ロジャーズは今夏にマンチェスター・シティがノッティンガム・フォレストから獲得したイングランド代表MFエリオット・アンダーソンの移籍金1億1600万ポンド(約253億円)を超え、史上最高額で移籍したイングランド人選手になる。
さらに、チェルシーにとってもブライトンから2023年夏に加入したエクアドル代表MFモイセス・カイセドの総額1億1500万ポンド(約251億円)を超え、ロジャーズがチェルシー史上最高額の選手となる。
高額な移籍金に注目が集まるなか、古巣にも多大な恩恵が得られることになる模様で、報道によると、マンチェスター・シティからロジャーズを110万ポンド(約2億4000万円)で獲得していたミドルスブラは、在籍期間はわずか6カ月ながら、1550万ポンド(約34億円)でアストン・ヴィラに売却していたが、この際にミドルズブラは将来同選手が売却された際にアストン・ヴィラが得た利益の20%を受け取るという条項を盛り込んでいた。
これに伴い、チェルシー移籍が決まれば、古巣ミドルスブラは2030万ポンド(約44億円)を受け取ることから、ロジャーズの売却で総額3580万ポンド(約78億円)を得ることになり、2016-17シーズンにプレミアリーグを降格して以降、昇格争いを続けているものの、チャンピオンシップ(2部)での戦いを余儀なくされているミドルスブラにとって、ロジャーズはここ数年同クラブが行ってきた選手獲得戦略の好例と言えそうだ。