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“CXシリーズ”登場前夜の2000年11月に登場したのが『トリビュート』。マツダにとって初のSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)でもあった。
当時の広報資料には「広い室内と際立つスタイリングをもち、悪路走破性を確保しながら、オンロードでの操縦性能を従来のSUVにない高いレベルで実現」とある。
アメリカ・フォード社との共同開発車でもあり、フォード『エスケープ』の右ハンドル車とともに、広島・防府工場(左ハンドル車はアメリカ・カンザスシティ工場)で生産が立ち上げられた。
“MAGMA”と呼ぶモノコック構造の高剛性・安全ボディを採用。サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、リアにマルチリンクを採用。
搭載エンジンはマツダ製の3リットルのV6 DOHC(203ps/27.0kg-m)と2リットル直列4DOHC(129ps/18.7kg-m)を設定。4WDには電磁ロック機構付きロータリーブレードカップリング式が採用された(2リットルにはFFも用意)。
当時の『ファミリアセダン』並みの4395mmの全長ながら、1810mmの室内長も確保。後席もリクライニング可能としたほか、低めのフロア高、最大1820リットルの荷室容量も確保。
ガラスハッチの採用、モジュール化により将来的に交換、追加が可能なオーディオなど、利便性に配慮した装備も特徴だった。“太陽の冠”を意味し、“明るく親しみのもてるファミリー・カーに…”